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瀬村商店 新本社工場が本格稼働 サイドシール袋のあらゆるニーズに対応

2009年11月20日

記事要約

サイドシール袋専業大手の瀬村商店は、本社工場に隣接して建設してきた新本社工場(奈良県橿原市小槻町360-1、電話0744・24・0717)が9月下旬に竣工、10月から本格稼働を開始した。

新本社工場は、敷地面積約2600坪、建物は一部二階建てで述べ1100坪。1階が製袋工場と事務所、2階(事務所上部分)は食堂・休憩室・更衣室など。工場部分は事務室と隔離され完全夢窓で常時陽圧を維持、従業員用入口はエアシャワー、原反・製品の入出口には3段階のカーテンを設け、虫や異物の侵入対策に万全を期している。また、窓を通して上から俯瞰できる見学通路も設けている。

旧本社工場から全ての製袋機を移設(4台を廃棄)。新たにキョウエイ製500幅3台、トタニ技研工場製650幅2台を導入、移設機と合わせ合計28八台をワンフロアーに余裕をもって配置している(他に協力工場2社に11台)。旧本社工場はスリッター部門(2台)および原反倉庫とした。

新本社工場の生産能力は日産約450万袋。テープ付・吊り下げ・フォーミングパック・アルバム・ポケット付・ブックカバー・ボタン付など、ほとんどあらゆる種類のサイドシールに対応可能で、チャック付装置も3台に設置している。製品はすべて製袋後、即日出荷の体制をとっている。

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