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サイドシールとは
サイドシール(side seal)とは、袋の両サイドを溶断(熱刃により、熱圧着とカットを同時に行う)した袋です。
袋に光沢とハリがあり、商品を美しく整理した状態で陳列できるので、商品のディスプレイ効果を高めてくれます。ヘッダー付きやペットボトル掛けタイプなど、色々な加工法があり、使用目的に合わせて、効果的な形を選択することも可能です。
弊社ではで厚み、材質、形、サイズ、印刷など自由に設定できます。
基本的な加工方法
下図のように1枚のフィルムを二つに折り、指定の幅で、熱刃によりシールとカットを同時に行い、袋状にします。溶断した幅が、袋の幅になります。
フィルムの細部の折り方を変えることにより、様々な形状の袋を作ることができます。
フィルムに印刷をする場合は、二つ折りにする前の段階で、印刷とラミネート(印刷の保護のため、印刷面にフィルムを重ねて接着する)を行います。
また袋の長さは、二つ折りにするフィルムの幅で決まります。フィルムを必要な幅に裁断することを「スリット」といいます。
その他のビニール袋
弊社はサイドシール袋専門で製造しておりますが、ビニール袋には、他にも様々な種類があります。
ボトムシール袋筒状のフィルムをチューブ形に成型し、指定の幅でヒートシール(熱溶着)した後、切断する形状の袋です。 |
三方シール袋袋の横と底部の三辺をヒートシールされる形状の袋です。フィルムを半分に折り、三方をシールして製造します。 |
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スタンディングパウチ袋の底を円形にするなどして、袋が自立できるように製造された形状のものです。シャンプー類など、液状のものの包装に利用されています。 |
合掌貼り(背貼り)神社で手を合わせるのと同じように、フィルムを両端から内側に曲げていき、合わせた手の甲に当たるフィルムの両端をシールして製造します。 |